「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記

右手の奥の三角の屋根が上総村上駅の駅舎
雨の上総村上駅
昼下がり。誰もいない駅。


11月29日。父の墓参に行く途中、ちょっと寄り道した。
真冬のような寒さ。しとしとと冷たい雨まで降り出した。
小湊鉄道の駅にはここ1ヶ月の間に、3度訪れている。上総村上駅は2度目。
幕張から木更津の実家に行くのに一番ロスが少ないのが、上総村上駅だから。
とはいっても、ここに寄って、列車が来るまで待って写真を撮るとなると、小一時間経ってしまうので、今回は駅の建物だけの写真を撮って、立ち去ろうとしたそのとき・・・・。

ごっとん、ごっとん、とレールの音。すると、1輌だけの上り列車(一輌でも列車というのか?)がやってきた。下の写真の一番先頭が上りの列車がホームに到着したところ。列車は少しの間、停車する。それは下りの列車を待っているのだ。小湊鉄道は単線なので、上下2本のホームがある駅でこのように上下の列車が擦れ違うのだ。





上り列車からは2人が下車した。乗る人はいなかった。下りの列車からは誰も降りてこなかったし、誰も乗らなかった。列車が行った後、駅で下車した二人は、ビニール傘を差して、とぼとぼ歩いていった。周囲はしんとしている。やや離れた県道を走るクルマの音はひっきりなしに響いてはいるものの、静かだ。巻頭の(写真)駅の近くの踏切を通るクルマも極めて少ない。一日中、この辺りでぼーっとしていたいような気分になった。

【参照】
http://baytown.dokkoisho.com/chiba2/kazusa_murakami.htm
(前回訪れたとき。2007/11/7 ベイタウン旅行倶楽部)


2007/11/30
しばざ記 351




<<< 前の記事
次の記事 >>>

俺たちのホームページ パート2