「俺たち2」管理人による戯言
日記でもない、コラムでもない、単なる戯言。そんな感じ。
筆者は幕張ベイタウン在住のおやじ。結構、歳いってます。はい。
しばざ記

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「アウネ幕張・ジャズ・ナイト(第4夜)」


8月29日(金)、夕刻より激しく降った雨で京葉線がストップしてしまった。どうやら落雷が原因らしい。海浜幕張の駅前は総武線への振り替えするバスを待つ人で溢れていた。



17時30分からスタートの第一ステージはBAD ASS COFFEEさんの店内を会場に移してスタートする。出演は神村英男さん、神村晃司さんの親子のデュオ。ボサノバ系、脱力系とでもいうか、神村英男さんのふわ〜っとしたトランペットと、ボーカルがたまらない。本来は、8月の終わりの爽やかな屋外で聴きたかったけれど、お洒落な同店内にもマッチしていた。

バンディーロももちろん披露してしてくれた。パンディーロを演奏させたら日本では屈指の腕前。初めてパンディーロという楽器を見た、聴いた人はびっくりしたであろう。一見、タンバリンにそっくりだし、まあ、ブラジルのタンバリンとも言っても間違いではない。しかし、その演奏法はタンバリンと似て異なるもの。そう簡単に演奏できるものではない。神村晃司さんのバッキングも良かった。これからどんどん活躍してほしい若手のピアニストである。



晃司さんは絶対音感を持っているそうだ。オヤジさんである英男さんが4歳くらいのときから、それを意識した教育をしていたらしい。自分が持っていないから、絶対に息子にその能力を持たせたいということらしい。ひょうひょうとしていて、英男さんはなかなかの教育パパなのだ。





第2部は、先週に引き続いて大竹"betty"正恵さんと、ちょっとエキゾチックな風貌のホセ永田さん(でも日本人なのだ)のステージ。こちらも天候の関係で店内で開催した。客席はほぼ満員。最前列には熱心な女子高校生も。

驚いたことにホセさんもバンディーロを叩く。まったりしたBettyさんの歌声に、かっこいいギターの旋律とバンディーロが絡む。本来BAD ASS COFFEEさんはハワイアンのカフェだけど、ブラジルっぽい感じも良くマッチしている。

一本のスピーカーを外に出していたので、その音に誘われて店内に入ってこられた方もいらっしゃった。やはり外で聴いておられたこのイベントのスタッフの崎見さんがしきりに「いや〜、大竹さんの声は実にいいですねえ。」と先週に続いて絶賛されていた。その通りだ。クセになってしまいそうだ。一日中聴いていたとしても飽きることがない。

そうは言っても、時間が来て、そしてアンコールを1曲やり、8月初旬から始まったこのイベントも幕を下ろした。こんな素晴らしいイベントを企画・運営に尽力された崎見さんに心から感謝の気持ちを捧げたい。また、ジョイントモールの方々、アウネマクハリのスタッフの皆さん、BAD ASS COFFEEの皆さん、4夜の各出演者の皆さん、そして、ご来場の皆様、とにかく厚く厚く御礼申し上げる次第である。

尚、このイベントのディレクターとして私を任命してくださったことにもお礼を申し上げたい。できればまた秋にも開催したい珠玉のイベントである。どうか、ご検討ください。

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2008/8/30
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